最新情報  - 2007/10/09(Tue)  
    □2007年度実践総合農学会大会開催
 2007年度の実践総合農学会大会及び総会が、2007年7月28日(土)に東京農業大学を会場として開催されました。
 シンポジウムテーマとねらい、ならびにプログラムは、次の通りです。当日は、東京農業大学の学生が100人以上参加し、200人近くの参加者が熱心な討議を行いました。

テーマ:  わが国の食料自給を高める方法はあるか
         −その基本理念とシナリオ−

◆◇ ねらい

 今,我が国の食料自給率はカロリーベースで40%、生産額ベースで70%と先進諸国の中で最も低い水準にあります。私たちは、こうした低い食料自給率をどのように評価したら良いのでしょうか。また、世界の食料需給の動向、食料自給を考えるための基本的な理念を明確にするためには、どのような知識が必要なのでしょうか。こうした問題に答えるため、私たちは次の5つの疑問を自ら設定して論議を深めるためのシンポジウムを計画しました。
 ・グローバリゼーションの中で食料自給をどのように捉えるのが望ましいのか?
 ・食料自給を高めることによってどのような問題が解決され、どのような問題が  新たに発生するのか? 
 ・消費者は本当に食料自給を高めることを望んでいるのか?
 ・食料自給を高めるために消費者がすべきことは何なのか?
 ・食料自給を高めるための技術開発戦略はどのように考えられているのか?
 ・現在、全国各地で推進されている地産地消は食料自給の向上にどのくらい有効  か?
 このように、本シンポジウムは,誰でもが考える食料自給に関する素朴な疑問を体系的に問題整理しようという目的に基づき実施するものであります。実践総合農学会らしく、我が国の食料自給問題を総合的に把握し、その解決の方途を農業生産、農業政策、農業技術、そして消費者の視点から鳥瞰的に展望してみたいと思います。

◆◇ プログラム

13:00〜13:05 学会長あいさつ(実践総合農学会会長 山極榮司)
13:05〜13:10 開催校あいさつ(東京農業大学長 大澤貫寿)
13:10〜13:15 シンポジウム趣旨説明
        (座長:東京農業大学教授 門間敏幸)
<基調報告>
13:15〜13:45 第1報告 世界の食料需給はどうなるか
         (東京農業大学準教授 金田憲和)
13:45〜14:15 第2報告 わが国の食料自給を高めるシナリオ
         (農林水産政策研究所上席主任研究官 吉田泰治)
14:15〜14:45 第3報告 わが国の食料自給を高める技術開発戦略
         ((独)農業・食品産業技術総合研究機構 理事長 堀江 武)
14:45〜15:00 休憩
15:00〜15:30 第4報告 消費者は本当に国産を求めているか
         (東京農業大学講師 上岡美保)
15:30〜16:00 第5報告 地産地消で食料自給は高まるか
(東京農工大学準教授 野見山敏雄)


16:00〜17:00 

コメンター 三輪睿太郎(東京農業大学 教授)       

<総合討議:座長 東京農業大学教授 門間敏幸 >