9月6日、ガーナ北部タマレにあるUniversity for Development Studies(UDS)において、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)が主導し、UDSとSavanna Agriculture Research Institute(SARI, サバンナ農業研究所)が連携する環境再生型農業(Regenerative Agriculture)に関する研究のキックオフミ-ティングが開催されました。このミーティングには板垣啓四郎会員が出席し、同会員が所属している日本財団から研究事業に助成する旨の報告がありました。
環境再生型農業とは、環境の保全に配慮しつつ土壌の健全性を維持して穀類および豆類などの収量を向上させる農法を地域に適合させながら確立し、合わせてその農法が地球温暖化の原因となる二酸化炭素など炭酸ガスを土壌に貯留させる働きをもつものです。この研究を通じて、今後、アフリカの土壌に適した農法の確立により環境にやさしい持続可能な農業の確立が期待されます。