CONTENTS
1 実践総合農学のトップリーダーインタビュー
キッコーマン株式会社 代表取締役会長
茂木 友三郎
日本の伝統食品しょうゆを世界の食卓に普及
7 <特集1>
平成19年度 実践総合農学会第3回シンポジウム
わが国の食料自給を高める方法はあるか―その基本理念とシナリオ―
世界の食料需給はどうなるか
東京農業大学 准教授 金田 憲和
わが国の食料自給を高めるシナリオ
農林水産政策研究所 上席主任研究官、現:九州大学 教授 吉田 泰治
わが国の食料自給を高める技術開発戦略
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 理事長 堀江 武
消費者は本当に国産を求めているか
東京農業大学 准教授 上岡 美保
地産地消で食料自給は高まるか
東京農工大学 准教授 野見山 敏雄
41 <特集2>
日本農学アカデミー・東京農業大学・実践総合農学会共催シンポジウム
植物育種の現在・未来と大学の役割
植物育種の特異性と大学の役割
東京農業大学 教授 藤巻 宏
自給率向上を目指す小麦実用品種育成の現在・未来
群馬県農政部蚕糸園芸課農産グループ 成塚 彰久
ゲノム育種の現在・未来
(株)植物ゲノムセンター 社長 美濃部 侑三
食と健康に貢献するサツマイモ育種の現状と未来
(社)農林水産先端技術産業振興センター 農林水産先端技術研究所研究第3部長 山川 理
食と生活を豊かにする野菜・花の育種の現在・未来と大学の役割
(株)サカタのタネ研究本部 本部長 加々美 勉
都市に彩と季節感をもたらす緑化樹育種の現在・未来
(財)相模原市みどりの協会 理事長 岡部 誠
81 <研究論文>
カムカム果皮抽出液による高血圧改善効果における血管内皮細胞の影響
樫村 修生、豊原 秀和、鈴木 孝幸、岩本 もりえ、笹田 陽子、市原 幸文、石田 裕
食事摂取基準と環境共生を考慮した生存のための労働時間および消費エネルギーの試算
齋藤 正貴、中村 貴彦、駒村 正治
スズメバチ成虫成分含有ハチミツ飲料はラットの持久的運動時の血液性状に影響を及ぼす
岩本 もりえ、柏木 朋也、樫村 修生
自然体験・環境教育事業のネットワーク形成による事業発展及び地域振興の可能性の分析
岡島 成行、関 智子、上地 智子
117 <特集3>
日本の新しい農業経営の展望―ネットワーク型農業経営組織の評価―
<総説論文>
組織間関係論によるネットワーク型農業経営組織の評価
門間 敏幸
<特集論文>
FC型養豚経営を支える集団的育種計画と情報化戦略
―グローバルピッグファームを事例として―
高橋 弘、杉本 隆重、黒川 敦、赤地 勝美
木之内農園のネットワーク型経営戦略―人材育成と事業連携―
新開 章司、堀田 和彦
野菜産地集荷業者によるフランチャイズ型農業の展開―(有)茨城白菜栽培組合の事例―
佐藤 和憲
都市農業における新たなネットワークの形成実態とその機能の解明
―農業体験農園園主会を事例として―
山田 崇裕、加藤 義松、大久保 研治
企業的農業法人によるフランチャイズ本部機能の特徴とFC型農業生産の展開
―宮崎県(有)新福青果を対象として―
後藤 一寿
167 <食農と環境の最前線レポート>
メガ産地、メガきのこ企業に立ち向かうきのこ農家の集団
―大木町きのこ種菌センター利用組合の挑戦―