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-実学の高度化を模索する学会-  Society of Practical Integrated Agricultural Sciences

実践総合農学会 個別研究発表・総会・シンポジウム 開催案内

<実践総合農学会シンポジウム>
地域資源活用による持続的有機・総合農業の技術開発・経営展開の方向

日時:2024年7月19日(金) 14:00~17:45
場所:東京農業大学 横井講堂
開催方法:対面+Online
主催:実践総合農学会
共催:東北地域農林水産・食品ハイテク研究会

<シンポジウム開催の趣旨>
わが国の食料・農林水産業は、海外からの食料・エネルギー・資材供給の不安定化と円安による価格高騰等に見舞われ、その持続的な発展が危ぶまれている。また、国内の農業・農村を取り巻く状況を見ると、急激な担い手の減少と高齢化、地域コミュニティの崩壊、大規模災害の頻発、地球温暖化等の生産環境の悪化が持続安定生産の大きな脅威となっている。
しかし、新たな担い手による農業経営のイノベーション、スマート農業技術の開発と普及による技術のイノベーションが着実に日本農業を大きく変えようとしている。
その一方で、地球温暖化への対応は待ったなしであり、環境への負荷が大きな農業システムの変革が迫られている。このような農業を取り巻く内外の情勢への具体的な対応として、化石エネルギー使用の大幅な削減、地域に賦存する自然資源の活用による持続性が高い農業の確立、消費者が求める安全・安心な農畜産物の持続的供給と海外への輸出、地域ならびに都市の人々との共生が実現できる農業・農村システムの構築が求められている。
本シンポジウムでは、地域に賦存する資源を有効に活用し、生産性と持続性さらには多様な労働力の活用ができる有機的・総合的な農業の姿を明確にし、技術開発の方向性、経営展開の方向性、地域資源活用のあり方を明確にして、日本農業・農村の持続的発展の方向を明らかにすることを目指す。

<講演テーマと講演者>
挨拶(14:00~14:10)
 実践総合農学会会長・東北ハイテク研究会事務局長 門間 敏幸
 東京農業大学長   江口 文陽

基調講演(14:15~15:00)
 国内産肥料資源を活用した有機物活用型農業へのチャレンジ
 -「土づくり」から「健康な土づくり」へ-

  後藤 逸男(東京農業大学名誉教授)
講演1(15:00~15:25)
 スマート農業×有機農業で労働力減と資材コスト減を両立する
  佐藤 拓郎(株式会社 アグリーンハート代表取締役)
<休憩>(10分)
講演2(15:35~16:00)
 健康な土づくり-病虫害と対策-
 南スリランカ・・有機栽培による地域資源を活用した紅茶生産事業
  橋本 力男(有機栽培農家)
講演3(16:00~16:25)
 世界の農業分野における気候変動緩和技術の開発状況を知る
  ルハタイオパット プウォンケオ
  (農研機構 中日本農業研究センター 主任研究員)
講演4(16:25~16:50)
 アグロエコロジーによる持続可能な食料システムの探求
  宮浦 理恵(東京農業大学 教授)

パネルディスカッション(16:55~17:45)
司会進行:後藤 一寿(農研機構 NARO開発戦略センター 副センター長)
討論者:講演者+若干名
交流会 18:00~
場所 :レストラン「すずしろ」

※会員限定

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