能登の農林業の復興を目指して!!
-先端技術で復興を加速する-
写真は、上左から時事通信ニュース2024年01月29日07時01分配信、農研機構、岩手大学、齋藤雅典氏提供
令和6年1月1日16時10分 石川県能登地方でマグニチュード(M)7.6の大規模地震が発生しました。お正月の家族団らんのおとそ気分が抜けない中での地震と津波と火災で、多くの方々が逃げる間もなく被災しました。家族や家を失い、道路やライフラインは寸断し、復興の道筋が見えない中での避難生活が今も続いています。
こうした状況の中で、安心できる生活を取り戻すことが急務ですが、それと並行して多くの人々が従事し地域の重要な産業である農林水産業の迅速な復興が求められています。農林水産業の復興は、生業(なりわい)の復興にとどまらず、未来世代への生産基盤・豊かな自然環境の復元等、未来志向での取り組みが大切です。
実践総合農学会は、農・食・環境の持続的な発展と、それを支える人々・企業の持続的な成長を実学視点から支えることを目指した学会です。会員の中には東日本大震災からの復興に尽力した方々がおり、その後も復興支援に関わる研究を展開しております。今回のセミナーでは、東日本大震災で農林業の復興に大きな効果を発揮しました乾田直播技術、最近大きな注目を集めている初冬直播技術、菌根菌栽培技術を取り上げ、能登半島の農林業の一日も早い復興に貢献できることを目指して、シンポジウムを開催します。特に今回のシンポジウムでは、能登農業を支えてきました農家・農業法人の皆様方に、最新の復興支援技術を移転することを目指して、多くの質疑討論時間を用意しました。会員の皆様には、Onlineで講演を聞いていただくともに質疑に参加できるようにしますので、是非参加していただければ、学会役員一同これに勝る幸せはございません。会員の皆様の参加をお待ちしております。
日 時:令和6年10月28日(月)セミナー、29日(火)被災地視察調査
開催場所:いこいの村能登半島
(〒925-0165石川県羽咋郡志賀町 志賀の郷温泉)
開催方法:ハイブリッド
参集範囲:対面参加:奥能登、中能登管内の担い手水稲農家・法人など20人前後
石川県行政、農業改良普及指導員、農協関係者等
Online参加:実践総合農学会会員、石川県内の担い手農家ならびに全国からの参加希望者
参 加 費:無料
主 催:実践総合農学会、石川県、東北地域農林水産・食品ハイテク研究会
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13:30-13:35司会進行・開催趣旨説明:門間敏幸
(実践総合農学会会長・東北ハイテク研究会事務局長) -
13:35-13:40〇 あいさつ(石川県:江藤秀明農林水産部次長)
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13:40-14:25〇 講演
乾田直播・水田輪作で大規模農業の展開を支える
-東日本大震災からの復興事例から見えたこと-
講師 大谷隆二(東北大学大学院農学研究科教授) -
14:25-14:35【意見交換】
休憩5分 -
14:45-15:05〇 課題解決に向けた技術紹介 「水稲初冬直播」、「菌根菌活用栽培」
①中山間地域・小区画水田でも活用できる低コスト初冬直播き技術
講師 下野裕之(岩手大学農学部教授) -
15:05-15:15【質疑】
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15:20-15:40⓶菌根菌を使った栽培技術
講師 齋藤雅典(東北大学名誉教授・東北ハイテク研究会) -
15:40-15:50【質疑】
休憩10分 -
15:50-16:30【意見交換】
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16:30終了
申 込 方 法 等
下記の申込フォームからお申し込みください。
後日、石川県からミーテイングIDとパスコードがメールで送られてきます。
また、現地のZOOMの回線の都合で、Online参加者は100名に限定されますので、早めに申し込んでください。
問い合わせ先
実践総合農学会 事務局(加納)
東京農業大学総合研究所内
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
メールアドレス office@spia.jp